歯周病はどんな病気?〜歯周病の話①〜
「もしかしたら、歯周病かもしれない…」と、気になったことはありますか?
歯周病になって、自分で気がつく症状には次のようなものがあります。
・歯磨きしていて歯肉から血が出る
・口の中がネバネバする
・口臭がする
・歯肉が腫れる
・歯肉がなんとなくむずがゆい
★歯肉を押すと血や膿が出る
★歯を押すとグラグラする
★歯肉が下がり、歯が長くなったような感じがする
★以前とは歯並びが変わったような気がする
★噛むと痛い
★は、進行した歯周病で出てくる症状です。
歯周病は、なりはじめは痛みのような目立った症状がなく、ゆっくり進むため、「静かな病気(サイレント・ディジーズ)」とも呼ばれることもあります。
進行すればするほど、治療は難しくなり、歯のぐらつきや痛みに気づいた時にはすでに手遅れのことも多く、日本人が歯を失う大きな原因となっています。
歯周病は元々口の中にいる歯周病菌が、歯を支えている歯肉や骨などの歯周組織に感染し、炎症を起こす病気です。
進行すると骨が溶けて歯を支えきれなくなり、最終的には歯が抜けてしまいます。
なんだか怖くなってしまいますね。
歯周病は正しい知識があれば予防できる病気 です。
また、歯周病の治療は進歩し、進行した歯周病でも患者さんと歯科医師・歯科衛生士が協力して適切な治療を行うことで悪化を食い止め、多くの歯を残すこともできるようになっています。
「もしかして、歯周病かも…」と思ったら、歯科医師に相談しましょうね!